ガリポリ芸術賞展
2025年5月11日 (日曜日)
概要
ガリポリ・アート・プライズは、シドニーのガリポリ・メモリアル・クラブが主催する民間の賞です。ガリポリ・メモリアル・クラブの信条に表現されている忠誠心、尊敬、祖国愛、勇気、友情、コミュニティ、平和、そして自由といった幅広いテーマについて、アーティストに自由な発想を募集します。
アート・プライズの最終選考に残った32名の作品が展示され、受賞者のアンドリュー・トムキンス氏の作品「HMASカランギ」も含まれています。
作品の多くは第一次世界大戦を題材としていますが、ナオミ・ローラー氏の父親の肖像画やロス・タウンゼントの「Duty Calls」など、現代の軍人を描いた作品もあります。ヘンリー・カー氏の「Grandad(祖父)」と題された、生き生きとした愛情あふれる肖像画のように、多くの最終選考に残った作品は、軍隊に従軍した遠縁や近縁の人物からインスピレーションを得ています。
作品には動物も登場し、A.E.スタッブス=レースによる、一頭の馬を描いた心に残る作品「LEFT」もその一つです。ガリポリ湾には数頭のオーストラリア軍馬が残されており、その子孫は今もガリポリ半島で暮らしています。